結婚の話②

前回の続きです。

  

彼女の発言が本当だとすれば、これ以上ないくらいの相手かもしれない。そう思いました。僕は過去にブログで以下のように書いています。

 

僕は昔から家庭や子どもを育てることに対してあこがれがあって、特に20代後半の頃にその気持ちが一段と強くなりました。ただ、それこそ誰かを犠牲にしてでも家庭をつくろう、とは考えていなかった(元からそんな風に考えて家庭をつくる人はいないとは思いますが)ので、何とか全員が納得した上で実現する方法はないか、と夢のようなことを考えていました。

養子、代理母、友情結婚。数年後には男同士でも子どもができるらしい、というニュースを見つけて友人に話をしたこともありました。「ゲイだから」という理由であきらめなくても、何か方法があるんじゃないか?

自分には同性のパートナーがいる、ということも伝えた上で、誰かと結婚してみんなで子どもを育てていくことはできないだろうか。(元記事

 

ちなみに今は考えが変わっていて、もう女性と結婚することは考えていないし、子どもを育てるためにあえて行動を起こすつもりもありません。どれだけ頑張っても男二人では子どもはできないんだから仕方ない。その分のエネルギーや気持ちのやり場もどこかにあるはずだし、いつまでも悶々とするよりは、何か別のことに力や時間を注ぎたい。そう考えるようになりました。

 

◆彼氏の話

彼氏は彼氏で色々と考えていたようで、「自分もいつかは結婚するのもアリかなと思っている」と当時は言っていました。そんなこともあり、彼女との結婚について強く反対されることはありませんでした。

 

ただ、言うまでもなく「僕と彼氏の二人の関係がこれからも変わらないこと」は大前提でした。

 

つまり、僕たちにとって結婚というのはパートナー以外の別の誰かとする(かもしれないもの)でした。例えば他のセクシャルマイノリティの人と社会的な面をお互いに支え合う形などであれば結婚は「アリ」なんじゃないか、という程度の認識です。今結婚されている夫婦の方々からしたらとんでもない話に映るだろうし失礼な考え方だとは分かっていますが、当時の正直な気持ちです。

 

彼女に全てを打ち明け彼氏にも話をしたその日から、結婚の話は具体的に進んでいきました。詳しくは次回書きますが、勢いをもって結婚に向け話を進めていったのは彼女ではなく僕の方でした。彼女を信頼していたし、彼女は僕と彼氏の関係を応援するとまで言ってくれていたので、そこに大きな障害はないように思えました。

 

問題が起きたのはその後で、僕が彼女にある感情を抱いてしまったことが原因でした。