自分らしい働き方

ブログを読んでくれた方とメールをしていて「自分らしい働き方」の話になった。

 

結論から言うと、今の自分はらしさ半分くらいで働いているかもしれない、と思っている。

 

業種的には自分を出してなんぼの世界にいるんだけど、働き方について数日間頭の隅で考えていて気がついたことがある。

 

僕はこのブログ以外の場所でもネット上に名前と姿を公開している。社会の中で生きている自分はそっちの方だ。ただ、一方でこうやってゲイとして発信する時間も大切で、どちらの自分も切っては切り離せないものになっている。

 

これが率直に言って効率が悪いというか、不自由さがある。

 

ブログで何度か引用している「きのう何食べた」の1巻で、主人公のシロさんが人前でスイカを食べるときに「スプーンでちまちま食べるのは男らしくないのでは?」と迷った末にスイカにかぶりつくシーンがある。

 

以前はああ分かるなー、と共感していた場面だけど、今考えるとそうやって迷ったり他人からどう見えるかを(TPOの話は別として)気にしたりするのって地味にストレスだ。一つ一つは大したことなくても、チリも積もれば山となるで、今になって積もったその山の重さに耐えづらくなってきている。

 

また、以前参加したゲイであることをオープンにしているシゲせんせーの講演会で「カミングアウトをしてから、職場でゲイであることを隠すために使っていたエネルギーを使わなくてよくなり楽になった」という風に言っていた。今になってそれって大きなメリットだよなって考えている。オープンにしたら別の大変なこともあるのかもしれないけど、今の僕はその手前にいるので想像もつかない。(だから興味があるというのもある。)

 

メリットや効率でカミングアウトするんかい、って我ながら思ったけど、そういえば以前は自分の働き方や社会のLGBTに対する認知度からして明らかにデメリットの方が大きいと感じていた。そのことを思い返すと、今の状況は願ってもないことでぜいたくな悩みだと思う。

 

ただ、勢いやある種の切迫感からカミングアウトすることは望まないので、バンと急に看板を出すようなやり方でなくとも、まずは行動するときに誰かに伝わるリスクを考えすぎずに動いてみることかな、と思った。

 

そうやって行動していったら、うまいこと2つの自分が自然に混ざっていったりしないかな、と都合よく考えている。