参院選と生産性

参院選。

 

数日前から比例はれいわ新選組の山本太郎に入れよう、と決めていました。ネットの記事で興味を持ち、そこから政見放送を見たのがきっかけ。

 

生産性という言葉が人の命を選別するような、そんな空気が蔓延する時代。そんな空気は確実に、人々を生きづらくさせている。だからこそ、そんな言葉を吹き飛ばしたい。

生きているだけで、あなたには価値がある。そう感じれる社会を作りたい。

 

自分の一票が日本の未来を決める!とかは思わず、たったの一票だからこそ、いつも自分の好きに投じます。

 

自民党に入れたこともあるし、無意味だと思いつつ白票を投じたこともあるし、2009年はしっかり世論に乗って民主党に入れたクチです。「選挙について」ゲイブロググループのAkiさんの記事を読みました。

 

tuaki.hatenablog.com

 

全体を俯瞰しながらもAkiさん自身の意見がまっすぐ伝わってくる良い記事で、僕も自分が考えていることや今回の選挙で学んだことを書いてみよう、と勇気をもらいました。

 

僕は今の世の中について「生活に大きな不満はないかもしれない。だけど少しずつ息苦しくなってきている」という印象があります。5%から8%に上がり、今年中に10%に上がるであろう消費増税が象徴的。

 

その分経済成長していたり給与が上がってればいいんだけど、過去20年間大きな変化はなし。というかやや悪化。この辺りは話が上手くて面白い人(せやろがいおじさん)が分かりやすく説明してくれているのでシェアします。

 

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ここからは山本太郎の弁を自分なりに咀嚼しつつ書きます。消費増税をせずに社会保障その他の財源はどうするんだ?って話もありますが、経済政策をして景気が(本当の意味で)上向いていかなければこのままジリ貧路線、それだったら財政赤字を増やすことになろうとも国債を発行して補填しつつ・公共投資に支出して経済を活性化した方がいい。これに関してMMT(現代貨幣理論)とか興味深い話もあるけど、すみませんこの辺りまた勉強中です^_^;

 

百歩譲って前回の8%増税分が社会保障に正しく使われていればいいけど、大部分は法人税の減税に使われている。結果、一部の人だけが豊かになる。大企業や投資家が潤って庶民の負担が増す一方なのはどう考えてもおかしい、と。【咀嚼ここまで】

 

競争社会だから、資本主義だから、そうやって発展してきたのだから仕方ない、という意見もあるかもしれません。でも、今って競争を勝ち抜いて大企業で働く人たちが本当に幸せかって言うとそんな感じはしないんですよね。少ないサンプルですけど30代の周りの友人の話を聞くと、会社自体は順調で給与や待遇は良くても、周りのことをよく見ている賢い人ほどその歪さに関して疑問を抱いていたりします。

 

結局のところ、「自分たちだけが良ければいい」という人は本来そんなにいないのではないかな、って思います。アイツよりはまだマシだな、と他人の不幸を喜んで一時の優越感に浸るより、周りの人が笑顔で健やかにいてくれる方がいい。そう思える人が減っていってしまうシステムはやはりどこか欠陥がある。今まではそれで良かったかもしれませんが、もう転換期にきていると思います。
 

人は何かを生産するから価値があるのではなくて、生きているだけで価値がある。そう考える人が日本に多くいると分かった選挙であり、潜在的にはもっといるはず。そして今後もその動きが広がっていくだろう、という希望を持ちました。