初めての彼女④ ≡ Sさんとの別れ

前回の続きです

 

 

ゲイブログで長々と「初めての彼女」について書いている自分に軽く違和感を覚えている。

 

この話は自身の過去を振り返るのに大切な出来事だと思う。だけど、実は書いていると当時の感覚が蘇ってきて少し辛い。辛さの正体は失恋の苦しみや悲しみではなくて「混乱」という二文字だ。

 

思春期から長いこと「自分は男性が好きかもしれない。でも女性も好きになれる気がする」と悩んでいた。

 

今でこそ性的指向の迷いはなくなったが、書くことで過去の体験に身を寄せると不思議なことに当時の混乱が戻ってくる。(この後にSさんの話の続きを書いているが、かなり錯綜しているので流し読みを推奨します。)

 

ここまで書き進めて思ったのは「気になっていた男子の話を書きたい」ということだった。それを書くことで、混乱から一歩抜け出し現在の自分に近づける気がする。

 

Sさんと別れた後に一人の男子に興味を持っていた時期があった。それぞれの話に触れてこの話は終わりとする。

 

  

Sさんの話 

ゲイである自分がSさんに告白した理由について、現在の視点から分析してみると以下のようになる。

  • Sさんへの好意。性別関係なく人として尊敬する部分があった。
  • 恋愛それ自体への興味。口に出すのも恥ずかしいが「恋に恋する」ようなもの。未体験の物事への好奇心。
  • 周りが付き合っているなら自分も、という焦燥感。
  • 自分が距離を置きたかったカースト的価値観からの脱却。

 ➡︎ なぜかSさんのことを考えるとドキドキする。これが「好き」なのかも?

 

ちなみに僕は今のパートナーと付き合って約10年になるが、上のように「好き」の理由を分析したことは一度もない。理屈抜きに好きなのであって特別な理由はないと自分でよく理解しているからだ。

 

Sさんに振られた理由は「周りからの冷やかしに耐えられない」だった。中学生らしいといえば中学生らしいが、何だそれ、って感じだ。まあ確かに彼女と学校から並んで帰る道中、たまに後ろをニヤニヤしながら付いてくる暇な連中がいた。

 

悠くんのことは好きだけど、と前置きしてくれたのは彼女なりの優しさだったと思う。しかし、それが僕の混乱をより助長させたのは言うまでもない。

 

読んでもらって分かると思うが、色々なことが混沌としてしまっていた。当時の僕の状態を象徴するような別れ方だったと思う。

 

 

Nくんの話は次の記事にアップします。

 

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