初めての彼女 ≡ 「好きだと思う」は「好き」ではない

結婚に至った経緯を書く、とnoteで言っておきながら3週間も過ぎてしまった。何度かPCに向かったものの、下書きで筆が止まり書けなかった。

 

なるべく正確に語るためにはもう少し過去に遡る必要があるように思い、自分の恋愛遍歴を振り返ってみることにした。

 

まずは「初めての彼女」のことを書くことにする。

 


 

僕の恋愛対象は男性だ。女性と付き合ったこともあるが、どれも「好きな気がする」、「好きだと思う」という域を超えなかった。

 

今ならハッキリ分かるが「好きだと思う」は「好き」ではない。単に自分が普通だと思い込みたかっただけだ。将来は結婚もするし、子供も生まれて一端の大人になる。そういう願望を諦めきれなかった結果、好きだと思うという曖昧な表現になってしまったのだと思う。

 

初めて彼女ができたのは中学2年生の頃だった。この時期からすでに同性への興味はあった。体育の時なんかに、可愛い感じの同級生や後輩の男子をこっそりと目で追っていた。露出が多いとつい気になってしまうのは、対象が女性でも男性でも変わらない。

 

ただ、当時はそこまで深刻に「自分はゲイなのかも」とは考えていなかった。父親のPCで夜な夜なBLやエロ系サイトを訪問しているくせに、一方で女の子と付き合えば自然と異性を好きになり興味も出てくるだろうと信じて疑わなかった。

 

今思えばかなり不自然だ。もう少し客観的に自分を見る能力があれば軌道修正できたかもしれない。ただ、テレビや雑誌・漫画では男女の恋愛ばかり、周りの同級生も異性に興味があるのが当たり前、といった環境で、自分だけが同性を好きになるのはおかしいだろうと思い、それ以上は考えたくなかった。

 

そんな葛藤の萌芽を自分の内に押し込みながら、僕は同じバスケ部のSさんに好きだと告白した。中学2年のサマーキャンプの後のことだった。

 

「女子の中では」Sさんのことが気になっていたのは本当だった。明るくて快活、誰にでも優しい性格で、どちらかと言えば内気だった自分にも自然な感じで接してくれる子だった。

 

続きます

 

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